巫女姫と神絵師の甘い毒に、僕は完全に溺れた
美少女ファンタジーが好きで、絵に夢中になるタイプなら、これ以上ない作品だ。最初に開いた瞬間、空気さえ変わった。ピロ水氏の描く高社紗雪の瞳が、僕の心を抉った。
見どころは、三つの「極み」
1. 超パノラマワイドイラストで圧倒される美しさ
A4サイズのページに広がる、神絵師ピロ水の描き下ろし。雪国に佇む巫女の姿、雪の降る神社の参道、薄い浴衣に透ける肌の陰影。一つ一つが、アニメやゲームを超えた「生きている絵」だ。ページをめくるたび、息が止まる。
2. ドラマCDの声と台詞が、想像を超える没入感
「…あなたは、ただの同級生じゃない」。この一言で、僕は完全に主人公の立場になった。声優の微かな息遣い、遠くから聞こえる風の音。このドラマCDは、単なる音声ではない。心の奥底に触れる、静かな感情の渦。
3. Wタペストリーが部屋を、僕の世界に変える
壁に貼った瞬間、現実が薄れた。高社紗雪の姿が、朝の光に浮かぶ。毎日見ていると、まるで彼女がそこにいるような錯覚に陥る。これは、単なるグッズじゃない。日常に忍び込む、優しい妄想の核だ。
ここから先は、実際に手に取って、その質感と空気を感じてほしい。
僕の感想
僕は、この作品で「美」に救われた。毎日が辛いとき、この画集を開けば、少しだけ呼吸が楽になった。でも、惜しい点もある。ドラマCDの収録時間が70分と長いが、途中で少しテンポが落ちる瞬間がある。もう少し、シナリオにメリハリがあれば、完全体になっていた。




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