4月 1, 2026
35歳、システムエンジニアの俺だ。妻の美咲は32歳、広告代理店の営業事務。結婚5年、子供なし。俺は170センチ60キロの華奢体型で人見知り。美咲は細身のスレンダーで、黒髪ロングの美人。普通のサラリーマン夫婦だった。
今、深夜2時半。隣のベッドで美咲が寝息を立ててる。俺はリビングのノートPC前で震える指をキーボードに乗せてる。この話を書こうと思ったのは、吐き気がするのに股間が疼くから。誰かに話さないと狂いそう。同じような奴、いるよな。
出会いは8年前、友人の紹介。美咲の笑顔に一目惚れ。付き合って3年で結婚。毎朝一緒にコーヒー淹れて出勤。夜はNetflix見ながらビール。セックスは週2回。正常位オンリーで、俺が上になって淡々と。美咲は優しく応じてくれるけど、絶頂は稀。満足してたよ、俺。
休日はスーパーで買い物。美咲の服選びを手伝うのが好きだった。黒のタイトスカートが似合う体型。キスは甘い。幸せだった。
今思えば、あの頃から少し、残業が増えてた。
3月10日、金曜。美咲が帰宅11時過ぎ。夕飯温め直す俺に、疲れた顔で謝る。テーブルに置いたスマホ、画面を下に。珍しいな、と思った。でも、仕事の疲れだろ。気にしないことにした。
風呂上がりにチラ見したら、通知オフ。気のせいか。
¥1320
3月14日。洗濯物に、黒のレースブラ。いつ買った? 俺好みじゃない派手さ。美咲に聞くと、ネットで安売りだったって。新しい下着、試してみるか? って誘ったけど、疲れてるからまた今度。別に、浮気なんて考えなかった。
匂い、微かに甘い。ボディクリーム変えたのかな。
4月5日。水曜。12時帰宅の美咲、首筋に知らない香水。ディオールのミスディオールみたいな。残業で飲み会だって。俺の鼻が敏感すぎるだけだろ。ハグしたら、柔らかい体温。愛しいと思ったよ。
(浮気? まさか。美咲はそんな女じゃない)
4月上旬。美咲が「うちの後輩の田中くん、面白いんだよ」って笑うようになった。25歳、新卒2年目の営業。身長180センチ超えの色黒イケメン、ノースフェイスのジャケット着てるらしい。ジム通いでガタイ良いって。美咲の目、輝いてた気がしたけど、仕事の話だろ。
俺の年収500万、田中はまだ低いはず。比較なんかしない。
美咲が田中の話する時、声が高くなる。笑い方が違う。俺の冗談には苦笑いなのに、田中のマネはゲラゲラ。田中は車持ち、BMWだって。俺は軽自動車。
鏡で自分の腹見たら、ポッチャリ。田中みたいな筋肉、ない。話し方も、俺はボソボソ。田中は明るい声だって。美咲の視線、俺より田中の方に向いてる気がした。
自尊心、削られる。けど、気のせいだ。
4月20日、土曜。俺の残業が早く終わり、9時に帰宅。美咲は「会社の飲みで遅くなる」ってLINE。鍵開けたら、家暗い。リビングに田中のジャケット? いや、似たやつ。
寝室のドア、閉まってる。漏れる音。くぐもった声。
心臓がドクドク。息、浅くなる。
ドアノブ、冷たい。回すか? 戻るか? 間違いかも知れない。美咲の声、聞こえる。甘い。俺の知らないトーン。
指先、冷たくなる。膝、震える。開けたい。開けたくない。頭、真っ白。
気づいたら、ドアを5センチ開けてた。隙間から覗く。
最初に見えたのは、広い背中。日焼けした肌。ノースフェイスのTシャツ脱ぎ捨て。腕、太い。筋肉の塊。
その下、美咲の白い脚。膝から先、シーツからはみ出てる。爪先、ピンと張ってる。
田中だった。
息止めた。視界、狭くなる。耳鳴り。
美咲の顔、赤らんでる。目、潤んでる。俺とのセックスじゃ、こんな表情なし。
田中の手、美咲の腰掴む。力強い。俺の倍の握力。
ベッドの軋み。ギシッ。低く響く。
汗の匂い、ドア越しに漂う。男の、強い匂い。
閉めろ、ドア。行けよ、ここから。なのに、足動かない。
心拍、こめかみで脈打つ。喉、ごくり。唾、飲み込めない。
拳、握る。歯、食いしばる。見てしまう。
田中が腰を動かす。パン。肌のぶつかる音。湿ってる。
「あっ…田中くん…深い…」
(田中くん? 俺の名前、呼んだことないのに)
美咲の声、甘い。押し殺した喘ぎ。俺の時は静かだったのに。
「力抜けよ、美咲さん。もっと奥までいくぞ」 田中の声、低い。余裕たっぷり。
美咲の脚、田中の腰に絡む。自分から。俺の時は受け身だけ。
ぐちゅ。くちゅり。水音、卑猥。シーツ、湿ってる音。
正常位。田中の背中、汗で光る。広い。俺の倍の肩幅。
美咲の乳、揺れる。田中の手で揉まれる。爪立ててる。
「んっ…すごい…こんなの、初めて…」
(初めて? 俺との5年が、嘘みたい)
「旦那よりいいだろ? ほら、動けよ」
美咲、頷く。田中を押し倒す。騎乗位に移行。美咲が上。腰、グラインド。自分から求めてる。
ベッドギシギシ。加速。美咲の髪、乱れる。汗、滴る。
匂い、濃くなる。混じった体臭。興奮のフェロモン。
「田中くん…もっと…奥、突いて…」
田中、笑う。手を美咲の尻に。「いいぞ、美咲さん。旦那の前じゃこんな顔しねえよな」
美咲の反応、激しい。腰の動き、速い。俺の時はこんな積極性、なし。
後背位へ。美咲、四つん這い。田中、後ろから。鏡に映る美咲の顔。恍惚。
パンパン。激しい音。部屋に響く。
エアコンのブーン、急に聞こえる。息、荒い。田中の鼻息、獣みたい。
見てられない。逃げろ。なのに、股間、熱い。ズボンの中で硬くなる。
最悪だ。こんなの見てるのに、勃ってる。
美咲の声、上がる。「あっ、いく…田中くんっ!」
「俺もだ。受け止めろよ」
見続ける。選択の瞬間。スマホ、出して撮るか? いや、手震えて無理。
汗、背中伝う。冷たい。
——
急に音、止まる。静寂。時計の針、チクタク聞こえる。外の車、通り過ぎる音。
美咲、「……はぁ…すごかった」 余韻の声。
田中、笑う。
田中、美咲を引き寄せる。対面座位。密着。キス。舌、絡む音。
美咲の体、震える。何度もイく。俺との時は1回がやっと。
ぬちゅ。最後の動き。田中の尻、締まる。射精の瞬間。
美咲の爪、田中の背中に食い込む。赤い痕。
「中に出して…いいよ…」
(中出し? 俺とはゴムだぞ)
田中、満足げ。美咲の頭、撫でる。タバコの匂い、火をつける音。
美咲、田中の胸に寄りかかる。幸せそうな笑み。俺との後、こんな顔なし。
シーツ、濡れた染み。白い液、太もも伝う。
息、深く吸う。あの匂い、鼻に残る。吐き気。
田中のモノ、見えた。大きい。俺の1.5倍。絶望。
美咲の唇、腫れ。キスの痕。
ドア、静かに閉める。足音立てず、玄関へ。膝、ガクガク。力入らない。
外へ。夜風、冷たい。コンビニ前で座り込む。
勃ってる。惨めだ。泣きたいのに、下半身疼く。
拳、握る。アスファルトに当たる痛み。田中の顔、殴りてえ。
なのに、美咲の声が頭でリプレイ。あの喘ぎ。あの表情。
家に戻る。美咲、シャワー音。匂い、消そうとしてる。
ベッド入る。シーツ、微かに湿気。俺の隣で、美咲寝る。無垢な寝顔。
自己嫌悪。興奮。眠れねえ。
翌朝、美咲に何も言わず出勤。夜、一人リビング。あの場面、脳内再生。
田中の背中。美咲の脚。声。「田中くん…」
手、股間に。シコる。最低。射精後、虚無。涙。
でも翌日、また思い出す。あの水音。ぐちゅ。匂い。
中毒。止まらない。
数日後、セックス誘う。美咲、乗る。けど、テク変わった。腰の動き、田中風。
美咲の首、キスマーク薄い。太もも、内側腫れ。
正常位中、突然あの場面重なる。美咲の顔が田中の下の顔に。興奮爆発。いつもより長持ち。
美咲、驚く。「今日、激しいね」
俺の激しさは、田中のおかげだ。
LINEの返信、遅い。目、合わせない。声、トーン低い。
俺、スマホ覗く。田中とのトーク、削除済み。でも通知履歴残る。
帰宅時間、メモ。匂い、嗅ぐ。知りたくないのに、確かめちまう。傷つく。興奮する。ループ。
あのレース下着、あいつに見せたんだな。
美咲との関係、続いてる。問い詰められない。壊したくない。でも、壊れてる。
後悔? 興奮? 未練? 全部混ざる。同じ経験した奴、いるよな。俺だけか?
この性癖、直るか? 直したくないかも。
書き終わりそう。なのに、また硬くなる。あの声が、耳に蘇る。
最低だ。また、手を伸ばしちまう。
発覚後、ネット徘徊。NTR体験談読む。似た話、ゴロゴロ。妻が後輩に、とか。
気づいたらFANZAで検索。妻寝取られ動画。リアルなやつ。喘ぎ声聞くと、あの夜がフラッシュ。
ハマった。現実の続きみたいで、抜ける。